浜松市で乗用車が東名高速道路に転落した事故で、現場から逃走した47歳の男が逮捕されました。
同乗していた子供を放置し、その場から立ち去ったという悪質極まりない事件です。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【東名高速乗用車転落事故】運転手の男は誰?

2025年6月1日午後1時半ごろ、静岡県浜松市の市道から東名高速道路に車が転落した、今回の事故。
静岡県警は2日、道交法違反(無免許運転など)で、自称静岡県御前崎市在住の無職・榑林亜樹也容(くればやし あきや)容疑者を逮捕しました。
車には子ども2人が乗っていましたが、榑林亜樹也容疑者は放置して徒歩で立ち去ったとのこと。
警察は同法違反(事故不申告)の疑いで、男の行方を追っていました。

現場は浜松市中央区で、市道の橋の脇からおよそ10メートル下を走る高速道路、この路側帯に車が転落しています。
際話にも子どもたちに怪我はなく、高速道路を走る車にも被害はありませんでした。
榑林亜樹也容疑者は無免許で運転しており、事故を起こしたのにもかかわらず、車を放置して逃げた疑いがもたれています。
道路脇のフェンスを突き破るほどの大事故ですから、けが人がいなかったことが奇跡ですよね。
目撃が榑林亜樹也容疑者に「どうしたんですか」と話しかけると、「一瞬寝た」と答え、そのまま歩いて行ってしまったとか。

子供たちはお姉ちゃんと弟で、弟が泣いててお姉ちゃんがそれをなだめていたそうです。
警察の捜査により、2日の正午までに男の居場所を突き止めたようですね。
また、これまでの捜査で、事故を起こした車は榑林亜樹也容疑者の物ではなく、他人名義であることもわかっています。
【東名高速乗用車転落事故】噂される3つの人物像や逃走理由は!

榑林亜樹也容疑者は事故を起こした後、なぜ逃走したのでしょうか。
考えられる理由は、3つありました。
①無免許運転
②子供の誘拐疑惑
③盗難疑惑
1つずつ順番に見ていきましょう。
理由①無免許運転

榑林亜樹也容疑者は、およそ10年前に運転免許の取り消し処分を受けていました。
なんと、10年もの長期間にわたり、無免許で運転を続けていた疑いがもたれています。
事故直後、目撃者に「一瞬寝た」と答えた後は、斜面をよじ登って現場から立ち去ったという証言もありました。
自身の保身のために逃げた可能性は高いですね。
無免許運転の罰則は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。

また、無免許運転中に事故を起こした場合、事故によって人身被害が発生した場合は、さらに厳しい刑罰が科されます。
免許の違反点数は25点となり、前歴がなくても運転免許取消、または欠格期間(2年間)が科せられます。
今回は事故を起こしているので、その重大さによって、刑が加重されますね。?
もし今回より前にも常習的に無免許運転を繰り返していれば、逮捕・起訴される可能性が高くなります。
理由②子供の誘拐疑惑

今回車には、小学生2人が同乗していました。
置き去りにされたのは、8歳の女の子と7歳の男の子です。
この2人は、榑林亜樹也容疑者と親子でも親族でもないことが判明しています。
そのため、
「無免許で車を盗んだら子供が乗っていた」
「親が目を離した隙に車ごと持っていかれた」
「誘拐目的だった」
といった事件性を疑う声も多くあがっています。

親が車内に子供を残し、コンビニなどに立ち寄った際に、車ごと盗難した可能性・・・。
もし知人関係で、一時的に送迎を依頼されたとしても、無免許であれば応じないのが普通ですよね。
もし誘拐や連れ去り事件であれば、現場から逃走するのも納得です。
8歳の女の子が7歳の男の子をなだめていたということで、トラウマになってしまったでしょう。
現在2人とも適切な保護を受けているそうで、両親の所在が気になりますね。
理由③盗難疑惑

榑林亜樹也容疑者が運転していた車は、他人名義であることも判明しています。
車両の入手経緯について、盗難なのか知人から借りたのか・・・捜査が進められています。
車の盗難は窃盗罪として処罰され、10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
実際の刑罰は、犯罪の状況や悪質性によって異なるみたいですね。
もし窃盗が初犯であっても、10年以下の懲役が科される場合も多いです。
榑林亜樹也容疑者が無免許だったのであれば、レンタカーなど車を借りることも難しいですよね。
無職ということで、車を貸してくれる知人がいたとも考えにくいですし、盗難の疑いが強まっています。
逃走した男はどんな罪に問われる?

榑林亜樹也容疑者は、今後どのような罪に問われるのでしょうか。
今のところ、道路交通法違反で逮捕されています。
・無免許運転:「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」
・危険防止措置義務違反・事故不申告:「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」
⇒交通事故が発生した場合に運転者が措置を怠った状態。
ひき逃げや、事故現場の危険を防止する措置をしなかった場合などが当てはまります。
また、前述したように盗難や誘拐の疑いがある場合は、その点も罰せられるでしょう。
今回逃走した理由が犯罪がらみなのであれば、重い処罰がくだされるのは間違いないですね。
まとめ
今回は、
東名高速乗用車転落事故で運転手の男は誰?
噂される3つの人物像や逃走理由は!
逃走した男はどんな罪に問われる?
こちらの内容でまとめました。
東名高速乗用車転落事故で逮捕された榑林亜樹也容疑者は、無免許運転で現場から逃走した罪に問われています。
子供との関係性や車の所有者が違うことから、事件性も高まっているようです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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