日本映画界を代表する俳優・仲代達矢さん。
俳優座の看板俳優だった1975年、「無名塾」を創立し、数々の名俳優を世に生み出してきましたね。
そんな仲代達矢さんですが、家族構成が気になっている人も多いでしょう。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【家族構成】仲代達也に息子はいない！
仲代達矢さんの家族構成は、妻と娘2人の4人です。
本人：仲代達矢さん
妻 ：宮崎恭子さん
娘2人（ともに養女）
しかしネット上では、「仲代達矢 息子」という検索ワードが浮上しています。
さらに、仲代達矢さんの息子が、「滝藤賢一さんではないか」という噂もあるようですね。
結論から申し上げますと、この噂はデマです。
滝藤賢一さんは、仲代達矢さんの運営している無名塾に入っていますが、試練がきつくて途中で辞めています。
年齢差も44歳という点や、風貌・雰囲気が似ていたことから、親子と勘違いされたようですね。
「無名塾」は「演劇界の東大」と呼ばれており、役所広司さんや益岡徹さんらもこの養成所出身です。
中でも滝藤賢一さんがトータル的に似ていたため、噂になったようですね。
仲代達也の嫁は宮崎恭子！
仲代達矢さんの嫁は、女優・演出家の宮崎恭子さんです。
宮崎恭子さんは女子学院高等学校卒業後、1950年に「俳優座付属養成所」に入所します。
卒業後は同期の小沢昭一さんらと、劇団「新人会」や「俳優小劇場」を結成しました。
そのほかにも、ラジオドラマやテレビドラマに出演。
「隆巴（りゅう ともえ）」のペンネームで、「釣忍」など脚本家としても活動しています。
女優としてのみならず、文化面でも才能を発揮していました。
その後、仲代達矢さんと俳優養成所『無名塾』を立ち上げ、後進の育成に力を注いでいます。
宮崎恭子さんは「無名塾」の運営、脚本、演出を担当し、舞台づくりに取り組んでいました。
しかし残念ながら、宮崎恭子さんは1996年に膵臓がんで亡くなっています。
仲代達矢さんは深い喪失感から、後追い自殺すら考えたと話していました。
「結局は役者を伸び伸びさせるということ。演出家、役者を導いていくということにかけては天才的でした。一番恩を受けているのは私です。彼女が亡くなり、手足をもがれたような喪失感のなかで切実にそう思いました。」
引用：女性セブン
そんなとき、ニューギニア島など南半球の島を1年がかりで回るドキュメンタリーの仕事が入り、日本から逃げ出したという仲代達矢さん。
旅の果てに、「人間なんて小さい。ぶっ倒れるまでやろう」と奮起し、無名塾も続けることになったそうですよ。
仲代達也の娘は養女だった！
仲代達矢さんには、実のお子さんはいません。
しかし、養女が2人いることが分かりました。
①仲代奈緒さん（宮崎恭子さんの姪）
②長年のマネージャーYさん
1人ずつ順番に見ていきましょう。
養女①仲代奈緒
仲代奈緒さんは、舞台女優として活動しています。
宮崎恭子さんの妹で元フジテレビアナウンサー・宮崎総子さんと、山川建夫さんの長女だそうです。
奈緒さんが4歳のときに、仲代達矢さんの養女として迎えたので、実の親子のような関係だそうですよ。
奈緒さんは、総子さんの一人娘でしたが、何か複雑な事情があって養子に出すことを決めたのかもしれません。
仲代奈緒さんは仲代達矢さんの影響を受け、23歳のときに俳優デビュー。
NHK大河ドラマ「秀吉」で、仲代達矢さんと親子共演も果たしています。
その後は、舞台へ活動の場を移し、ミュージカルでも活躍しています。
仲代達矢さんは、奈緒さんが幼い時から溺愛しており、今でも親子仲は良好のようですね。
養女②マネージャーＹ
仲代達矢さんが高齢のため、“終活”の一環で養女を迎え入れたそうです。
Yさんは取材に応じ、養子縁組をした経緯や奈緒さんとの関係は、答えられないとのこと。
仲代達矢さんは「奈緒も了承した上で養子にした」と話し、わだかまりもないそうです。
Yさんは宮崎恭子さんが亡くなってから、10年以上マネージャーを務めてきたため、養子としたようです。
地方の病院へ行くときなど、身内のほうがなにかと便利ですし、身辺整理も家族でないとできなかったりするのだとか。
奈緒さんは大阪在住なので、いろいろ身の回りの世話をするのに、マネージャーが適任だったということですね。
仲代達也のwiki経歴プロフィール
芸名 ：仲代達矢（なかだい たつや）
本名 ：仲代元久（なかだい もとひさ）
生年月日：1932年12月13日（92歳 ※2025年時点）
出身地 ：東京都目黒区
身長 ：178 cm
血液型 ：B型
職業 ：俳優・演出家
4兄弟の長男として誕生した仲代達矢さんは、戦時中に東京都立北豊島工業学校から東京都立重機工業学校に転校。
アルバイトをしながら東京都立千歳高等学校定時制を卒業し、俳優の道へ進みました。
1952年、俳優座養成所に入所し、宇津井健さんや佐藤慶さんと同期同士で切磋琢磨したそうです。
バーで働きながら役者をするという日々で、お金はギリギリの状態でした。
養成所時代に『七人の侍』で映画デビューし、養成所を卒業後、準劇団員として俳優座に入団。
同年9月の公演『幽霊』で、オスワル役に抜擢され、映画でも本格デビューを果たしました。
映画会社大手5社から専属俳優のオファーがありましたが、舞台へこだわっていたためフリーランスとなります。
小林正樹監督作品の常連となり、『切腹』では第36回キネマ旬報賞男優賞、第13回ブルーリボン賞男優主演賞を受賞。
俳優座の看板俳優として地位を確立し、1975年には妻・宮崎恭子さんと無名塾を創立しました。
俳優座を退団後は無名塾公演で、宮崎恭子さんに脚本・演出を任せ、自分が出演するという形を続けています。
1980年には、『影武者』でカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
大河ドラマでも、『新・平家物語』『秀吉』『風林火山』などに出演。、幅広い役柄を演じている。
近年も映画に出演することがあり、2020年には86歳にして主演映画『帰郷』が公開されています。
まとめ
今回の記事は、
仲代達也に息子はいない！
仲代達也の嫁は宮崎恭子！
仲代達也の娘は養女だった！
仲代達也のwiki経歴プロフィール
仲代達矢さんには息子がいませんが、滝藤賢一さんが無名塾出身で風貌も似ていることから、噂になったようです。
嫁は無名塾を共に立ち上げた宮崎恭子さんで、娘の仲代奈緒さんは養女だったのですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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